「明日、大霧山いくぞ」
「大喜利・・・・ 山?? あいうえお作文とかやるんですか?」
「そうそう、大喜利山の、お! ・・・・・ってその大喜利じゃねぇよ!」
きのう、こんな電話が行きつけの美容院のオーナーからかかってきたので、埼玉県は小川町駅にある大霧山へ行ってまいりました。メンバーは、オーナーとお客二名(僕含む)。
小川町駅からバスで30分、バス停から登山口まで徒歩60分、山頂まで60分とすんなり登頂達成。
それほど高い山ではありませんが、絶好の天気だったこともあり、秩父を見渡す景色は最高でした。ダ・埼玉、やるじゃん。
お昼ごはん用に持っていったカップラーメンの味もこれまた最高。歩き疲れた体にあのしょっぱさはたまりません。鬼に金棒、山にカップラーメン。
小一時間山頂で休憩し、ハイキングコースを抜けて舗装された道路に出ると、お茶屋さんが目に飛び込んで来たので、そこで一休みすることに。
気のいいお店のおばちゃんと談笑。ひ孫とのツーショット写真が店内に飾ってあった。なんか和んだ。
加藤茶がコントで扮するようなおっちゃんに温泉までの道を教えてもらい、再出発。
コンクリートロードを歩くこと一時間、途中で野生の猿に出くわすハプニングもありつつ、4つに分かれた道に出た。だけどおっちゃんが言っていたのは、突き当りの丁字路を右に行けということだった。
カトちゃん、丁字路ないよ・・・・・。
ちなみに本来は、丁字路(ていじろ)が正解で、T字路(ティーじろ)は不正解。
ま、通じればどっちでもいいんですけどね。
晴れ渡っていた青空も、雲に覆われてしまい、冷たい風も吹いてきた。
「ウイックシ!」(※くしゃみです)
一時間かけて戻ろうか、はたまた確信がない道を進もうか。ぼくらの選択はそのどちらでもなく、なんとヒッチハイクだった。
オーナーが声をかけたのは真っ黒のワゴン車に乗ったカップル。運転席に座っている男は耳に釘のピアス(?)をしている。ちょっとコワそうだ。ところが温泉まで乗せていってほしいとお願いするとあっさりOK。
話してみると、そのカップルは夫婦だった。子供は3人いるという。とっても気さくないい人達だった。人を外見で判断してはいけません。
温泉でまったり疲れを癒し、近くの定食屋で晩ごはん。
温泉や定食屋の店員さんも愛想のいい方々だったし、人の温かさにたくさん触れることができた一日だった。
やっぱ、山はいいよな。
【時系列】
0800 東武東上線小川町駅
0830 バス出発
0900 バス停到着
1000 大霧山登山口
1100 大霧山登頂・お昼ごはん
1230 出発
1330 お茶屋
1430 運命の分かれ道
1530 四季彩館・温泉
1700 田中屋・晩ごはん
1830 八高線明覚駅
2030 帰宅
山登りの後に温泉…最高のコースだね。