トビラの向こうに感じたおかず

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 「殺気」と書いて「コロッケ」と読む。

 う、うん。読めなくはない。

 なんと前衛的な間違いだろう。
 
 このテストが国語ではなくお笑いなら文句なしの花丸。








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    ごくあく! ブラック・アンパンマン

     アンパンマンは正義の味方。

     一方、ブラック・アンパンマンは、見た目こそアンパンマンに似ていますが、アニメ史上最悪と謳われるほどの悪の塊です。

     時代劇に出てくる悪代官や越後屋よりも悪人、極悪人です。

     そりゃあバイキンマンなんて目じゃないぐらい悪い奴。人を殺すことだって何とも思っていません。

     ある日、ブラック・アンパンマンはとんでもなく悪いことを思いつきました。


     「おい、バイキンマン。いい事を思いついた。

     お前が持っている一番悪いばい菌を、オレの顔のあんこに混ぜるんだ。

     そうしておいて、弱っているヤツに近づいて、顔を食べさせる。

     ひとくち食べた日には、猛毒でイチコロよ。

     どうだ、これでたくさん人を殺せるぞ」



     バイキンマンはそれを聞いて下を向いてしまいました。

     バイキンマンは人々にいじわるをたくさんしてきましたが、実はそれほど悪い奴ではありません。


     「え…… でも…… 

     人とか殺しちゃうと視聴者の子供たちに悪影響だし、

     R指定にして深夜の放送にしないと……」



     バイキンマンはテレビ製作者の意見を代弁しました。すると。


     「うるせぇ! そんなの関係ねぇ!

     だからオマエはいつまでたってもアンパンマンに勝てないんだ! 

     またアンパンチ食らってバイバイキーンって言ってろ、死ね」



     ブラック・アンパンマンは口も尋常じゃなく悪いのです。


     「わ、わかったよ。でも、ばい菌をあんこの中に混ぜちゃうとさ……」

     「『でも』じゃねぇ! さっさとしろ!」

     「は、はい……」


     バイキンマンは何か言いたそうでしたが、仕方なくブラック・アンパンマンに従うことにしました。

     腕のように太い注射器で、最も強いばい菌をブラック・アンパンマンの頭に注射しました。


     「ようし。それでいいんだ。これでたくさん人を殺せるぞ。

     フハハハハ…… ハ? ウッ!」



     ブラック・アンパンマンの顔はみるみるうちに青くなっていきました。

     そうです。

     最も強いばい菌を人々に食べさせる前に、ブラック・アンパンマン自身に効いてしまったのです。


     「貴様、それをなぜ言わなかった……」

     「だって、言おうとしたんだけど…… ごめんなさい」

     「ぐ…… ぐはぁ……」


     ブラック・アンパンマンは大量のあんこを吐き出し、死んでしまいました。

     バイキンマンは、ブラック・アンパンマンを土に埋め、「バイバイキン」とつぶやきながら、お墓を作ってあげましたとさ。

     以上、頭も悪かったブラック・アンパンマンのお話しでした。

     めでたし、めでたし。



     
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      ゲゲゲのカレー

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       鬼太郎「父さん、ちょっと、ライスの量が少ないです……」



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        てのひらで転がす男

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         【掌で転がす】(てのひらでころがす)

        1.小さい物体を、開いた手の平の上に乗せて転がす。
        2.(俗語)転じて、人などを、意のままに操る。弄(もてあそ)ぶ。
         類:手玉に取る

         -------

         う〜ん、見事なまでに掌で転がしている。
         転がす方も転がされる方も、小芝居が素晴らしい(笑)


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          驚愕のピーマン

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           開いた口がふさがらないとはまさにこのこと。 (゜□゜)



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            直訳すぎる券売機

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             「What?」

             眉間にしわを寄せて首をかしげる外国人客が後を絶たないらしい。
             でも、言葉の響きが良いせいか、声に出したくなります。
             カツ・ウェイト。



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              不公平な職場

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               哀愁漂う、右のおっさんの表情に注目です。


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                神様からのダメ出し

                 友人の結婚式に参列した日のこと。

                 神社でおこなう神前式(しんぜんしき)。
                 教会で挙げる式も良いけれど、和装もまた良く、とても素敵な式だった。

                 式を終え、披露宴会場へと移動する。
                 ご祝儀を預かる受付の大役を仰せつかった僕は、気合を入れて受け付けていた。

                 受付の横には「鯛みくじ」なる鯛の形をしたおみくじが用意されていた。真っ赤な鯛には「一年安鯛」と書かれている。
                 そういえば、式を挙げた神社には恋みくじとして「あい鯛」なんていうおみくじもあった。

                 「シャレを言うのもいい加減にしなシャレ」と、目には目を駄洒落には駄洒落で応戦したくなる。
                 
                 受付を済ませたゲストが次々におみくじを引いていった。
                 人の流れが一段落し、僕ら受付係りも鯛みくじを引いてみた。

                 中吉。

                 僕は占いや予言の類は信じないほうなので、特に何とも思わず、おみくじ全体に目をやった。

                 「うっ」

                 思わず声が漏れ、心に突き刺さる言葉を目にしたのは、「恋愛」の項目。













                 かっ……











                 神に…… 



                 見透かされているッ…… 



                (ざわっ…… ざわっ……)






                「恋愛 思うだけでは駄目」

                 僕は元来、何をするにも消極的なほうで、こと恋愛に限っては輪をかけての超消極的ボーイである。
                 男性がモテない条件として「カッコよくない」「お金がない」などいくつか挙げられるが、モテない男の第一条件は「積極的でない」ことである、と先日、僕の妄想科学的に証明されたばかりだ。

                 言い訳はできない。しかし、裏を返せば、それは努力次第でどうにでもなるウィークポイント。

                 言われるうちが花。
                 神に見放されないうちになんとかしよう。





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                  みうらじゅんと清水ミチコ 二人のビッグショー

                   定刻から2分が過ぎた。

                   場内の証明が落ち、歌謡曲調のメロディが流れ出す。
                   スポットライトを浴びながら、二人が別々の場所、客席から姿を現した。
                   この日のために用意された清水ミチコ作詞作曲のデュエットソング「渋谷のふたり」。
                   マイクを片手に、手を振り、観客と握手をし、花を振りまきながら、ステージに登った。

                   「おれ、森進一の気持ちが分かった気がする」

                   みうらじゅんがしみじみと言った。
                   確かに、まるで大物歌手のディナーショーのような入場。

                   「いや、ああいうのとは全然違うと思うよ」

                   清水ミチコがかぶせ気味にツッコんだ。
                   そうだ、ディナーショーの入場で、これほど爆笑の渦になるわけがない。 

                   
                   こうして始まった「みうらじゅんと清水ミチコ 二人のビッグショー」、4月10日火曜日、場所は渋谷公会堂。

                   二人のトークを皮切りに、前半はみうらじゅんのおもしろスライドショー、後半は清水ミチコのものまねオンパレード。
                   約二時間、お笑い好きの僕は、ずっと目をキラキラ輝かせながら、大いに笑った。


                   特に印象に残ったシーンは、清水ミチコが退場する場面。
                   椎名林檎、YUKI、宇多田ヒカルなどの「歌姫ものまねメドレー」を終え、舞台袖にはけたかと思うとすぐさま再登場し、一言。


















                   「アンコールどうもありがとう!」





                   いや誰もしてねーし!(笑)



                   清水ミチコのピアノ演奏とものまねは素晴らしく、拍手喝采が巻き起こっていただけに、もう少し登場を遅らせれば、当然アンコールがかかっていただろう。

                   しかし、あえてアンコールをさせる間を作らず、笑いに走る辺り、さすがと言わざるを得ない。
                   みうらじゅんが清水ミチコのことを「狂女(きょうじょ)」と呼んでいたのもうなずける。
                   
                   笑いあり、ピアノあり、ものまねあり、トークあり、スライドショーあり、おみやげありの楽しい楽しいビッグショー。


                   ただ、あえてケチをつけるとすれば、おみやげである。
                   
                   チケットに「ご入場者全員に特製オリジナルみやげプレゼント」と記載されており、何がもらえるのだろうか、と楽しみにしていた。
                   
                   入場の際、チケットと引き換えに手渡されたおみやげがこちら。













                   
                   


                   でかっ。



                   A3サイズの封筒。
                   座席に着き、封を切って中をのぞくと、出てきたのがこれ。







                   


                    


                   3Dホログラムの絵が一枚。

                   「何だこれ?!」

                   初見では思わず噴いてしまったが、冷静に考えてみると、これ……














                   い、いらない。




                   いらない上にこのサイズだとカバンに入らず、どデカイ封筒を小脇に抱えて電車を乗り継いで帰るはめに。恥ずかしい。何この羞恥プレイ。

                   まるで二人に「家に帰るまでがビッグショーですよ」と言われているかのような帰り道だった。


                  0

                    並びたい「のりば」

                     


                     終電を逃してタクシーのりばに長時間並ぶのはごめんだけれど、これなら何時間でも待てそうな気がする。
                    「タクシーの運ちゃん」ならぬ「セクシーな運ちゃん」がドライバーを務める。

                     手を上げて呼び止めるときの掛け声は、もちろんこれだ。

                     Please repeat after me ……





                     「ヘイ、セクシー!」



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                      おやじ

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